フロン排出抑制法の対象となる機器とは?
2024/06/05
地球温暖化に歯止めをかけるため、さまざまな方法が模索されています。
その中の一つが「フロン排出抑制法」です。
今回はフロン排出抑制法の定義と、その対象となる機器について解説いたします。
フロン排出抑制法の定義と対象機器
フロン排出抑制法の定義
2015(平成27)年4月1日に全面施行されたのが「フロン排出抑制法」です。
正しくは「フロン類の使用の合理化および管理の適正化に関する法律」で、フロンを適正に扱うために定められました。
法律が施行された背景には、フロンが及ぼす地球温暖化への影響が挙げられます。
フロンが漏れ出すことがないよう、その取り扱いについて厳密に定めているのが特徴です。
フロン排出抑制法の対象機器
法律においては、対象となる機器を「第一種特定製品」と定めています。
第一種特定製品とは、業務用に用いられる機器のことです。
業務用エアコンや冷凍冷蔵装置などの、フロン類が充てんされている機器が対象となっています。
フロン排出抑制法を遵守する対象者は?
業務用エアコンや冷凍冷蔵装置が対象となることから、フロン排出抑制法を遵守する対象者はオフィスビルの所有者や管理者です。
定期的な点検義務が定められており、守らないと罰金や罰則が科せられます。
オフィスビルには業務用エアコンが使われていることが多いため、所有者はしっかりとした管理が必要です。
まとめ
地球温暖化の対策として施行されたフロン排出抑制法では、対象機器が定められています。
誰が管理をするべきかも決まっているため、対象となる方は法律の内容を知っておく必要がありますね。
弊社は宮城県を拠点に、全国のオフィスビルや商業施設などの大規模な建物の空調工事を手がけております。
どうぞお気軽にご相談ください。